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飛行機のバランスが悪いので、座席の変更が出来ないってどうゆうこと?

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こんにちは。今日は飛行機のバランスについてお話したいと思います。

前方席に座りたいのに飛行機のバランスが悪い為、変更できないと言われた事はありますか?大型機はそこまでバランスは問題ありませんが、小型機(特にプロペラ機やB3などの機種)はバランス管理が大切になります。

 

飛行機を、糸で上から吊り下げた状態を想像して下さい。糸の位置を色々変えて試しすと、バランスを保持できるポイントが見つかります。それが飛行機の重心です。シーソーをイメージして頂くをわかりやすいかもしれません。

重心の位置は飛行機によって異なりますが、重心を確認しながらお客様や貨物の位置を調整しています。

傾きが大きい場合は、飛ぶことができません。

 

バランス管理

燃料は航空機のどこに搭載される?

飛行機の燃料はまず左右の翼に搭載されます。満タンになった場合は、水平尾翼に積み込まれます。胴体に積まれていると思っている人が多いですが、翼に入っています。

まれに、機内の座席で右側ばかりに人が座っていたら、右側に傾かないのかと聞かれますが、燃料を搭載しているので大丈夫です!

 

その為左右のバランスは気にしていません!

 

飛行機は前後のバランスが重要なのです。

 

飛行機のバランスを調整する。

飛行機のバランスを調整する部署があります。主に航務やステーションと呼ばれている部署です。

その人達は、まず貨物や郵便物、お客様の荷物の搭載位置から調整します。お客様が前の方に多いから、貨物は後ろに積もう!などと考えます。

だいたいは搭載物で調整可能ですが、搭載する貨物がない場合もあります。

 

その場合は、お客様の座席をアレンジしなければなりません。

座席のアレンジの仕事はグランドスタッフが実施しています。

 

例えば、前方席の人が多くて、後方席がガラガラの場合。

前方席を希望の場合は、責任者に確認してからチェックインをするようにコントロールをしています。カウンター係員にも、後方席はとっても空いていて、隣の席も空いていますよ~など話術で後方席を進めるよう促します。

 

私が働いていた頃、後方席の修学旅行が雪で飛行機に搭乗出来ない事がありました。 その時の機材はB777でしたが、さすがにバランスが悪くなり、前方席のお客様に移動をお願いしたこともありました。その時は、アナウンスで理由を説明し、前方席から空いている後方席に移動してくれる人はいませんか?とかけました。

 

後方席→前方席は、快く変更して下さるお客様ばかりですが、

前方席→後方席は渋る方もいらっしゃいますので、こちらとしても対応が難しいと感じていました。(快く変更してくれる人は有難い!!)

 

機内に入ってから、座席の変更をしたい。

空港の窓口で聞いた時は前方通路は予約が入っていると言われたけど、機内に入ったら空いていた!ということがありますよね?

 

その際はCAに確認してみて下さい。飛行機の扉が閉まったら、最終のバランスがパイロットに通知されます。その際に、前方席⇔後方席の移動可能人数も一緒に通知されてます。CAはパイロットに確認して、移動を許可する場合が大半です。

また近くの席の通路から窓側席に変更希望の場合はもCAに確認してください。

 

機内で座席移動が出来るかどうかは、飛行機の扉が閉まってからになります。それまでお待ちください。

 

しかし残念ながら、キャリアや国際線によってはそもそも席の移動を禁止しているところもあります。CAに確認してダメと言われたら諦めて下さい。

 

余談

搭乗客は、大人で約70KG、子供はその半分で計算しています。

これは衣服や機内に持ち込む荷物も合わせての重さになります。

その為、お相撲さんやラグビー選手など体格の良い団体が入った場合、別途その人達の体重を確認してバランスを調整しています。数名ならまだ大丈夫ですが、お相撲さんが20名!となると、さすがに飛行機のバランスにも関係してきます。

(予め旅行会社との連携で体重が記載された用紙を提出してくれます。)

海外のとっても小さな飛行機に乗るときは、1人1人体重を実測していてから乗ることもありますね。

 

 

皆さんは前方の混んでいる席と後方のガラガラの機内、どちらが好きですか?

 

今日はここまでにしようと思います。

ありがとうございました。

 

 

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